ベトナム投資の是非
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最後にベトナムに投資することの是非について述べさせてもらうと、私は否だと思います。まず、私は自然保全派の人間なのですが、越南人で環境を大切にしようという人はあまり多くいません。よって、ベトナム株に投資したお金が環境保護の視点を欠いた投資プロジェクトに使われる可能性は非常に高いものがあります。既に虎など多くの野生動物が絶滅の危機に瀕しています。森林伐採などの影響も大きく、原生林は減少する一方です。また、十分な環境対策がなされないまま工業化が進めば、海洋汚染の深刻化も免れません。 更に、単純に金銭的側面からベトナム株について考えてみても、投資は非常にリスクが高いと思います。まず、株式市場は規模が小さいために、非常に急激な株価の変動が起ります。これを外国の投資家が予測することは非常に難しいものがあります。情報の公開もいまいちです。当然、インサイダー取引も数多く行われているはずです。 制度面でもベトナムは安定性を欠いています。共産党の気分次第で、いつ何が変わっても不思議ではありません。そして、金持ちの外国人はぼったくりの対象になりやすいため、外国の投資家に不利な決定がいつなされるとも限りません。法律なんて当てになりません。司法も当てになりません。裁判官の買収なんて珍しくもなんともないそうです。理不尽な目にあっても、外国の投資家は泣き寝入りになる可能性が高いです。 結論としては、ベトナム株の購入を考えている人は、ある程度ぼったくられるのを覚悟の上でのみ、投資に踏み切るべきです。不安定な新興市場に投資する場合、大勝ちする可能性もある程度はあるものの、大損する可能性も非常に高いのです。故に、ベトナム株に大切な老後資金を投入するなどといった行為は慎むべきだと思います。投資は、投入したお金を失っても良いほどの資金力があり、ベトナムの自然環境がどうなろうと知ったことではないと言う人だけにしておきましょう。
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