ベトナムの経済情勢
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次に経済ですが、1980年代に社会主義の計画経済を諦めてドイモイ政策を採用して以来、著しい成長が続いています。ドイモイ政策というのは、旧ソ連のペレストロイカを真似たもので、経済の自由化・開放政策です。市場経済が導入されると、ベトナム人はお金作りに邁進しました。元々、越南の民は生まれながらにして商人のような面があり、朝から晩までずっと働いてるような人も沢山います。 政府はインフラ整備に力を入れており、航空や港湾、国道の整備などが進んでいます。国民の交通手段は車やバイクが主体であり、鉄道は路線・本数ともに少ないこともあり、あまり利用されていません。国道における競争は激しく、トラックやバスの大型車がクラクションを絶えず鳴らしながら爆走しています。その様子たるや凄まじいものがあり、欧米で人気のガイドブック「ロンリープラネット」では、ベトナム人は「神風ドライバー」であるといった風な紹介をしています。また、同ガイドブックによれば、越南の道路では「大きいものが勝つ」が交通ルールなのだそうです。実際、国道でバイクなどを運転していると冷や冷やします。いつどこから車やバイクが走ってくるか分からないからです。残念ながら交通事故の件数は非常に多く、毎年大勢の方が交通事故の犠牲になっています。 経済に話を戻しますが、ここ数年、ベトナムは外国のメーカーにとっての生産基地として注目を集めています。日本人にとっては、中国プラスワンの筆頭候補です。これは、中国における政治リスクや賃金コストの上昇を嫌気し、これからは越南に生産基地を作ろうと言う動きを示しています。日本からはキャノンやホンダなど多数の会社が既にベトナムに多額の投資を行っています。日系中小企業の進出数もかなりのものがあります。昨今、日本からの投資はハノイに集中しており、北部では工業団地などの整備も進んでいます。日系の工業団地では野村やオリックス出資の団地が有名です。
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